それぞれご答弁を頂きました。
コメントは後からさせていただきます。
①次に万代埠頭の賑わい作りについて 質問をしてまいります。
約50年前に整備が完了した万代中央埠頭は、徳島におけます海上交通の拠点として栄え、当時は、埠頭背後にある倉庫街も港湾物流の中心としてにぎわっていたと聞いております。
しかしながら、時代の流れと共に大型化する船舶を受け入れられなくなり、港の物流機能は、万代から新町川河口にある末広、沖洲地区へと、移転していった経緯があります。
このため、港湾物流の中心として十分に賑わっていた「万代中央地区」も、現在では港湾機能のなくなった倉庫街になっており、周辺部には、新町川の水辺環境を活かして、結婚式場、大規模な病院、マンション、娯楽施設など、集客施設や重要な施設が次々に建設されてきております。
対岸の福島地区から眺めてみますと、新しい建物と建物の間に挟まれ、余計に古い倉庫群が目立ち県都徳島のみすぼらしさが浮き彫りにされております。
この7月に県土整備委員会で視察に訪れた小樽港の運河は、古いなりにも、レストランなどに活用された石造り倉庫群のただずまいと相まって、散策やイベント会場として、多くの市民や観光客で賑わう小樽観光の主要なスポットとなっております。
徳島県でも、「中心市街地の活性化」や「観光振興」を目的として、「万代中央区」におきまして、既存の倉庫街を活用した「港にぎわい空間創出実証実験」に取り組まれております。
しながら、小樽港のように「地域活性化」や「観光振興」の役割を担えるようにするためには、いつまでも、倉庫3棟を対象に実証実験を続けるのではなく、港湾倉庫以外にも様々な利用が図られるよう、一歩踏み込んだ規制緩和を行うとともに、ひょうたん島と一体となって魅力的な水辺空間となるよう関係機関と有機的な連携を図り、「水の都とくしま」を代表する魅力的な水辺空間に再生する必要があると考えます。
聞くところによりますと、民間活力で再開発したいとの声も聞こえてまいります。
今後の県の取り組みにつきまして、ご所見をお伺いいたします。