①いじめに問題について

Good mornig.everybody
Nice to see you again

自由民主党県民会議の笠井でございます。

3日目の質問者と言うことで、ほとんどのメインテーマに付きまして、出尽くした感はありますが、重複する質問に付きましては少し違った角度から、また、焦点を絞った質問をして参りたいと思います。

理事者の皆様方におかれましては、明確で前向きな答弁を頂けますよう、まず初めにお願いをしておきます。

それでは質問をして参ります。
まず初めはいじめ問題についてであります。

滋賀県大津市の中学校におきまして、いじめ問題がクローズアップされ、大きな問題になりました。そして今度は舌の渇かぬうちに札幌市立中学1年生の飛び降り自殺が発表されました。

その後も、次から次へといじめ問題が各地で明らかになり、いまや新聞紙上で「いじめ」という文字を見ない日は無いと言っても過言ではありません。

いずれの事故にいたしましても、学校をはじめ教育委員会では、いじめは無かったとするコメントが出されておりました。

滋賀県の事故にいたしましては、形だけのアンケートは取ったようでありますが、詳しい調査や聞き取りもせず学校をはじめ教育委員会はいじめはなかったと繰り返すばかりでありました。
親が警察へ通報しても警察は取り調べもしない・・・。
責任を取りたくない為か、はたまた自分の家族じゃないからほっかむりなのか・・・
調査では一人の子どもに葬式ごっこやプロレスごっこ・・・
あれはいじめではなく、ただの喧嘩だった・・・

何人もの子ども達が1人の生徒に集中攻撃していたと言うのにこれが本当にいじめではないのか・・・

挙げ句の果てはこども達に不安や動揺が大きくなるから自殺ではなく事故にしてくれと保護者にお願いに行ったとの報道もされました。

まったくもって、言語同断であります。

学校とは本来、子ども達に安心と笑顔を与えられることが出来る場所、子ども達にとっての居場所では無いのでしょうか?

いったいなぜこのように隠蔽しようとするのか、余りにも無責任すぎる対応に憤りを感じたのであります。

私たち大人は、徳島、ひいては我が国の未来を担う大切な宝である子ども達を正しく導いていく責任があるのでは無いでしょうか?

本県におきましては幸い自殺まで及んだ事案が起きていないようでありますが、現実にはそれぞれの学校で小さないじめ問題があるのでは無いかと思われます。
どのような小さないじめであっても、学校はもとより、地域や家庭が一体となって、早期に見つけ、迅速に対応していくことが必要であると思います。

そこで、本県のいじめ問題の現状につきまして、どのように認識されているのか、また、今後本県として、どのような対応をとっていかれるおつもりなのか、教育長のご所見をお伺いいたします。