平成14年度会派代表質問 再問 |
それぞれ御答弁をいただきましたので、再問してまいりたいと思います。 ◆まず初めはIT問題に関して まず、ITに関してでありますが、本市もいち早く新見市の選挙開票調査に駆けつけられたとの答弁でございますので、この件につきましては一定の評価をしたいと思います。 次に、ネットによる選挙運動に関してでありますが、まだまだ国の方針も決まっていないようでありますが、来年4月には統一選挙も実施されますので、それまでには国としましても方針が出されるのではないかと思います。そのときには手おくれになることのないよう、情報収集には万全の準備をし、いつでも対応できるような準備を怠らないよう強く要望しておきたいと思います。 また、本庁舎や議会におけますインターネットの接続につきましては、平成14年12月末をめどに設計を進めているということでありますので、楽しみに期待をして待っていたいと思います。この件に関しましては了としておきます。 初問でも申しましたが、私だけでなく、議員の中にはインターネットで情報収集やホテルの予約等もやられている議員は何人もいると思われます。一々家にまで帰って調べなくても、議会や庁舎の中から情報収集をできる日が一日も早く来ることを要望しておきます。 次に、電子投票につきましては再問をしてみたいと思います。 新見市では日本で初めてのケースだということで、メーカーは特別安い料金で機械の貸し出しをしたようでありますが、本市の場合、正規の料金でやるとなると、一体どのくらいの経費がかかるものなのか、また従来の選挙と比較して、一体どの程度の費用の増減があるのかもあわせてお聞かせいただきたいと思います。 また、電子投票に切りかえた場合のメリットとデメリット、今後の導入についての考え方もあわせてお聞かせいただきたいと思います。 戻る ◆倫理条例に関して 次に、倫理条例に関してでございますが、いろいろ御説明もありましたが、こんな条例をつくるより、まず市長が直接職員との対話を図り、意思疎通を図るのが先決ではないかと私は思うわけであります。我が会派といたしましては、市長が提案している倫理条例に頭から反対するものではありませんが、あえて賛成するほどの内容ではないとだけ申しておきたいと思います。 戻る ◆次に、市民病院について 次に、市民病院についてでありますが、市長はやはりいろんな面から考えても、現在の場所がベストであるということであります。私が夢描いた理想的な新病院とはほど遠いものであります。私は、公立病院とは、環境のいい場所で、少しよくなったらリハビリのために構内や近所にも散歩ができ、おいしい空気をいっぱい吸って、身も心もリフレッシュして退院していくところだとばかり思っておりました。今まで公費を使い視察してきたすばらしい病院は一体何だったのだろうかと今さらながら残念に思う次第であります。 現地建てかえとなりますと、現在の入院患者を治療しながら、隣で騒音も振動も粉じんも立てないで、患者の迷惑にならないだけの自信があるようにお見受けをいたします。でも、一つだけ言っておきたいと思います。市長は見てのとおり人一倍元気な方でありますので、入院など一度もしたことがないと思われます。でも、患者さんにとりましては、元気なときには気にならなかったような小さなことでも耳ざわりになったり、ちょっとした景色が目ざわりになったり、聞きなれた音にもいらいらしたりすることもあるんですよということだけは申し添えておきたいと思います。 よきにしろ悪しきにしろ、一度建てかえると50年は続いていく病院であります。あの小池市長が建てた病院は本当にいい病院だなと、50年間褒めていただけるのか、それとも、高い税金を使い、よくもまあ、あんな病院を建てたものだなと言われ続けるのか、それは市民が評価をしてくれると思います。私は、市民の評価が前者であることを心より御祈念するものであります。 戻る ◆次に、NICUについて 次に、NICUについてでありますが、NICUを存続していく意義についてはよくわかりました。しかし、聞くところによりますと、県内の小児科医は、徳島県へNICUを統合して、医師も機能も充実した単科病院をつくるべきだと何度も陳情をしているらしいのであります。それを受けてかどうかよくわかりませんけれども、大田新知事は選挙公約の中で総合周産期母子医療センターを設置するとはっきり打ち出されました。その中にはもちろんNICU病棟も入っているわけでありますが、調べてみますと、この話はかなり具体化しているとの情報も得ております。 市長と同じ政策医療ということであれば、多分この件につきましては、大田新知事も意地でもこの公約だけは破ることはないように思います。そのとき、本市としましては、この部門を一体どうするのか、答弁をお願いしたいと思います。 戻る ◆次に、給食問題について 次に、病院給食、学校給食について答弁をいただきました。 病院給食は患者のことを考え、安全面にも十分留意し、国内産を納入する業者に指示しているとのこと、また今後とも良質で安全な食材の情報収集とともに、検査確認をより一層徹底して、厳選した給食材料の確保をしていきたいとの強い姿勢でありますので、これは了としておきたいと思います。 また、学校給食に関しましても、米や野菜に関しては国内産を基本的に使用している。外国産を使用する場合は、安全性に関する検査報告書をメーカーから取り寄せ、これを確認の上使用しているとのこと、また今後におきましても、国産米を基本として安全でおいしい食材を使っていきたいとのことでありますので、これも了としておきたいと思います。 私も家が農家でありますので、人一倍農薬の怖さは知っているつもりであります。徳島の病人や子供たちが安全でおいしいものを食べているということで、ここは私もひとまず安心をいたしました。私からの要望といたしましては、やはり野菜は旬のものが一番おいしくて栄養もあります。季節に応じた調理メニューを検討され、また、できることなら国産というだけでなく、地場のお米や野菜を多く取り入れてほしい、取り入れてくださいますよう要望をしておきます。 戻る ◆次に、電子カルテの導入の件について質問 最近は特に医療ミスが全国的に続いているようであります。本市の病院は少ない人数で頑張っているにもかかわらず、幸い大した事故もなく何とか来ているようでありますが、やはりいついかなるときに不注意ミスが起こるとも限りません。 ことしの文教厚生委員会では、八戸市立病院を視察に行ってまいりました。そこで、私も初めて電子カルテなるものを見せていただきました。これは今度の新病院でも導入の計画があるようでありますが、私が視察した実感として、電子カルテは確かにお金はかかるかもしれませんが、本当に医療ミスの出にくいすばらしいものであります。せっかく新病院をつくるのなら、どうしてもこの電子カルテの導入はしていただきたい。絶対にすべきであると思いますが、新病院ではどういうふうな導入計画になっているのか、御答弁をお願いしたいと思います。 以上、答弁をいただきまして、再々問をしてまいります。 戻る 目次に戻る 再々問へ |