1. 市民病院に関して
    1. 医薬分業について
  2. 教育行政に関して
    1. ティ−ム.ティチングについて
    2. 男女混合教育について
    3. 幼稚園教育について
  3. 土木行政に関して
    1. 耕地課,下水道課,道路建設課の工事見直しについて
    2. カ−ブミラ−の設置基準の見直しについて
それぞれご答弁をいただきましたので再問をして参ります。



 先ず初めに医薬分業についてでありますが。
確かに良くなる点もいくつかあるかも知れません。
しかし、患者にとりまして2度手間になり、不便になるのも事実でございます。
さらに、大幅な負担金を負わなければなりません。
仮に国民健康保険に入っている人が、内服薬3剤を 28日間分処方した場合 1,050円の負担増になるのであります。
これは明らかに患者サ−ビスの低下ではないでしょうか。

さらに、薬剤師の要員需給の関係で現在正規の薬剤師が10名、臨時が9名いるわけでありますが、来年度から臨時を9名を減し、正規を5名増に振り替える計画でありますが、正規を5名増やす方がかえって人件費の増大につながるのではないでしょうか。
正規の薬剤師となりますと、国家試験の免許を持っている方でありますので、 人件費は高くなると思います。
仮に、年収800万円としますと5人で4,000万円臨時だと1日8,750円として1カ月18万円程度、諸手当を含めても20万円程度で済み5名かける12カ月では1200万円で済みます。
明らかに人件費の増大につながると、私は思うのであります。
また、業務量が大幅に減るはずなのに正規を5名も新たに増やすというのがどうしても私には理解できません。
また、正規10名だけではどうしても足りないと言うのであれば、足りない分は今までどうり、なぜ臨時じゃいけないのですか。
だいたい、企業の経営改善策とか、合理化というのは人件費の削減が前提であります。
この医薬分業の運用、適用は患者にとって必ずしも良いこととは思えませんし、経営改善策としては疑問が多すぎると思います。
 ご見解をお願いいたします。
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次に教育行政について再問をして参ります。


私は、教育長としての答弁ではこんな所かなと、推測をしておりましたので、あえて元校長個人としての答弁をお願いしたのでありますが、今の紋切り型の答弁を聞き、非常に残念に思います。
美術の先生をされていた教育長であると聞いておりましたので、もう少し想像力のある、発想の豊かなお方であると思っていましたのでひょっとすると
「今すぐにでも作ってみたい、楽しい学校が出来ると思います。でも、教育長の立場としては適切ではないと考えます。」
なんて楽しいユ−モアのある答弁を期待したのでありますが、期待をする方が無理だったように思いますので、この件はこれで終わります。


次に新学習指導要領案が示されれば、万全の準備と努力をされると言うことでありますので、この件に関しましては遅れを取ることがないよう強く要望をして終わります。

 次に学級編成についてでありますが、これはまだ国において、現在、具体的な検討がなされている状況であり、県においても、国の動向を見守っているという事であります。
しかし、現実を見てみますと、飯谷小学校のように4人学級があったり、国府小学校や論田小学校のように40人学級があったりでは、とても教育の平等とは言えないのであります。
 国や県の動向を見極めつつでは、なかなか改善が出来ません。

そこで、提案をするわけでありますが、 ティ−ム・ティチングの拡大をお願いしたいのであります。
市長はいつも口癖のように「街作りは人作り」と言われておりますので、ぜひこの学級編成及び教員定数の標準に関する法律が改正されるまでの間は、この方法を、もっと取り入れて欲しいのであります。
この事につきましては、ご見解をお願いいたします。
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つぎに男女混合教育でありますが、徳島市ではまだ始めたばかりで、教育上の効果については解らない、と言うことでありますが、他の市町村では確実に成果が上がっているという事であります。
 この件に関しましては、先進地の状況を早く把握し、いい結果が出ている確証がえられれば、積極的に推進していただけますよう、要望をしておきます。
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次に公立幼稚園の3年保育は無理であるという事でありますので、 この件に関しましてはしょうがないなと思います。
しかしいくら少子化が進んでいると言っても、地区によっては園児が増えている地区もあります。
そう言う地区へは、補助職員を増員していただけますよう、要望を致しましてこの件につきましては、これで終わります。
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次に土木行政について再問をしていきたいと思います。
管理区分の見直しについて、国では地方分権推進計画の中で「法定外公共物管理の取り扱い」について今、論議がされている最中とのことでありますので、決まり次第本市でも取りかかっていただけますよう要望しておきます。
しかし、見直しが今すぐ出来ないからと言っても、地元の要望は待ってくれないのであります。
こんなに景気が悪く、税収入減が予測される今日、新たに予算の大幅上乗せはとても無理であると思われます。
そこで、耕地課、下水道建設課、道路建設課の予算の見直しをしていただきたいのであります。
各課の5年毎の予算の伸びがどうなっているのか、3回くらいで結構でありますのでお示しをいただきたいと思います。
そして各課の仕事の残量も出来れば、お示しをしていただきたいと思います。

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次にカ−ブミラ−の件につきましては昭和63年に現在の規定に緩和されたという事であります。
しかし、その時から比べると、車の台数も増え、交通事故も年々増加してきております。
たかがカ−ブミラ−1つで市民の命が救えるのであれば、こんな安いものはないと思います。
今回、近い将来において検討をしていただけると言うことでありますので、この件に関しましては、一刻も早く見直しをしていただけますよう、強く要望して終わります。

以上、ご答弁をいただきまして、まとめていきたいと思います。
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