千代田区立図書館 |
今、全国の自治体では厳しい財政難のため、財政再建に最大限の努力を傾けているのが現状であります。
民間で出来る物は民間で・・しかもサービスを向上させ経費の削減を図るのが指定管理者制度であります。
徳島市でも例外ではなく、多くの施設が指定管理者制度へ移行しているのが現実であります。
徳島市立図書館も指定管理者制度になってから時間延長等により、市民からは好評を得、利用率が増加しているのは紛れもない事実であります。
しかしながら、特筆して伸びている事例が出ないのである。
経費の削減も市民の好評もさることながら、特筆して指定管理者制度の効果が現れてないのが現実であります。
それはなぜなのか???
狭隈な施設で施設自体を増設することなく指定管理者への移行をしたためでは無いだろうか・・・
毎年のように誰かが図書館の質問を投げかけても返答は同じで、移転の計画も蔵書の整理も依然として旧態依然だからで有ります。
この度千代田図書館を視察して、これなら全ての問題を一挙に解決できる方法があることに気づきました。
千代田図書館では夜10時までの開館時間なのであります。
会社を終えた人達にもゆっくり勉強や調査が出来る時間帯を確保しているのであります。
またウエーブ図書館として利用できるのは最大限の特筆すべき事項だと確信をいたしました。
この事について詳しくお話を聞かせて頂きましたが、これが近未来の図書館の姿だなと感心したり驚いたり、強い衝撃を受けたのでありました。
エコ時代にふさわしい、老若男女の全ての人達に受け入れられる最新の、しかも理想的な図書館であると確信もいたしました。
この制度を利用すれば365日昼夜を問わず好きな時間に自宅から調べ物も出来るし、返却遅延の心配もなく市民の皆様が公平に利用が出来るシステムであると同時に、経費の節減環境保全にも繋がる理想的で市民に喜ばれる未来の図書館であると感嘆をした今回の視察で有りました。
是非この制度を徳島市にも普及が出来たら、狭隈な図書館だとか、時間が短いとか蔵書が判りづらいとか言う問題は一気に解決するのである。
平日の開館は夜10時までで、会社退社後もゆっくり調べ物が出来る
また図書館への案内板も判りやすい案内板である
コンシェルジュサービス
図書館の総合的な案内をはじめ、千代田区の地域案内もしている
一般開架ゾーンはリラックスして読書が出来るよう空間の配慮がされてる